【稲って,いいねぇ】
5年生は,長田さんの指導のもと,1学期から稲を育ててきました。
5月には代かきと田植えを。代かきは,手がドロドロになっても一生懸命土がやわらかくなるように混ぜました。田植えでは,長田さんに一束どれくらいの量にするのか,またどの位の深さまで植えるのかなどを実際に実演していただきながら,子どもたちも自分のバケツに稲を植えました。
田植えの後は,毎日バケツが乾かないように,水やりをし,夏休みには各自おうちでお世話をしました。各家庭では,鳥に食べられないように工夫をしていただき,本当にありがとうございました。御陰様でどの子も秋には稲刈りをすることができました。
稲刈りでは,一生懸命育ててきた稲を刈った後,みんなで協力して束ねて,中庭の物置に干しました。今年は自分のバケツ稲以外に,伊勢小の田んぼ,通称「伊勢田(イセタン)」の稲もあったので,例年よりたくさんの収穫をすることができました。印象的だったのは,男女やクラス関係なくみんなで協力して稲刈りをしていた姿です。たくさんの稲を力を合わせて収穫することができました。
その後,稲から脱穀した米を精米し,家庭科の授業で観察をしながら焚き,お味噌汁と一緒においしくいただきました。
どの班も美味しく調理することができてとても満足そうでした。自分たちで作ったお米はいつもより「いいねぇ」と思ったのではないでしょうか。
長田さん,1年間何度も指導していただき,本当にありがとうございました。子どもたちには,この経験を今後の学習にぜひ活かしてもらいたいと思います。